整数・帯分数のかけ算
整数×分数や帯分数のかけ算を、仮分数に直すコツでわかりやすく。整数を分母1の分数とみる考え方、帯分数を仮分数に直してからかける手順が身につきます。
◎このページのゴール
整数や帯分数のまざった分数のかけ算を、仮分数に直して正しく計算できるようになる。
3×52 や 121×32 ——整数や帯分数がまざると、とたんに迷いますよね。でもコツは2つだけ。「整数は分母1」「帯分数は仮分数に直す」。これで全部、ふつうの分数のかけ算になります。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
整数は「分母1の分数」とみる
整数は、分母を1とした分数と考えられます。3=13。だから分数のかけ算と同じように計算できます。
3×52=13×52=1×53×2=56=151
3×52 は「52 を3つ分」。下の図のように 51 が 2×3=6 個で、56 になります。
✓コツ
整数×分数は、要するに「整数を分子にかける」だけ。3×52=53×2=56。分母はそのままです。
✓理解チェック①
帯分数は仮分数に直してからかける
帯分数のかけ算は、まず仮分数に直すのが鉄則です。
121×32=23×32=2×33×2=66=1
(121=23 に直してから計算。約分すると1になります)
セナ 帯分数のまま、整数どうし・分数どうしをかけちゃダメなの?
ホクト先生 ダメなんだ。それはたし算のときのやり方。かけ算では必ず仮分数に直す。121 を 1×32 と 21×32 に分けると答えがズレるよ。
よくある間違い
✕よくある間違い
まちがい231×3 を 2×3 と 31 に分けて 631
正しい仮分数に直して 37×3=321=7
帯分数は仮分数に直してから。整数部分と分数部分を別々にかけるのは誤りです。
約分は仮分数に直したあと
仮分数に直したら、あとは前のレッスンと同じ。かける前に約分すると楽です。
241×32=49×32=4293×321⋯
(9と3、2と4で約分 → 23×11=23=121)
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう(練習問題)
計算しましょう(約分まで)。
- 5×43
- 92×6
- 121×54
- 231×121
答えと解説を見る
- 45×3=415=343
- 92×6=912=34=131
- 23×54=1012=56=151
- 37×23=621=27=321
家おうちの方へ
帯分数のかけ算でのつまずきは、ほぼ「仮分数に直し忘れ」です。「かけ算・わり算では、帯分数は必ず仮分数に直す」を一つのルールとして固定してしまうと、ミスがほぼなくなります。たし算ひき算とは扱いが違う点を、対比して確認すると効果的です。
かけ算がマスターできたら、いよいよ分数のわり算。「なぜひっくり返してかけるのか」を解き明かします。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 整数は 分母1の分数とみる(例:$3=\dfrac31$)。
- 帯分数は仮分数に直してからかける。
- 帯分数のまま整数部分と分数部分を別々にかけてはいけない。
- 計算前の約分は変わらず有効。
#分数のかけ算#帯分数#整数#小6算数