分母のちがう分数のひき算
異分母分数のひき算を「通分して分子を引く」3ステップでわかりやすく。たし算と同じ流れなので、ここまで来れば簡単です。
◎このページのゴール
分母のちがう分数のひき算を、通分して正しく計算できるようになる。
ひき算は、たし算の「たす」を「引く」に変えるだけ。流れはまったく同じです。ここまで来たあなたなら、もう半分できたようなものです。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
ひき算も3ステップ
→やり方
- 通分して、分母をそろえる
- 分母はそのまま、分子だけ引く
- 約分できたら約分する
43−21 をやってみます。4と2の最小公倍数は4なので通分して、
43−21=43−42=43−2=41
たし算と同じところ・ちがうところ
✓コツ
同じ: 通分して分母をそろえる/分母はそのまま/分子だけ計算する/最後に約分する。
ちがう: 分子を「たす」かわりに「引く」だけ。
3/4(青3つ)から 2/4 をとると 1/4
うすい青2つ分を取り去ると、こい青1つ分(=1/4)が残る。
セナ ほんとだ、たし算で「分母どうしをたさない」のと同じで、ひき算も分母は引かないんだね。
ホクト先生 その通り。分母(ピースの大きさ)はそろえたまま。動かすのは分子(個数)だけ、と覚えておけば、たし算もひき算も同じだよ。
✓理解チェック①
「1 − 分数」はどうする?
1−53 のように整数の1から分数を引くときは、1を「分母/分母」の形に直します。1=55 なので、
1−53=55−53=52
✓コツ
ポイント: 1=22=33=44=55=⋯。引く分数の分母に合わせて、1を「同じ数ぶんの1」に着替えさせればOK。
✓理解チェック②
仕上げ:約分を忘れない
ひき算の答えも約分できることがあります。
65−31=65−62=63=21
63 で止めず、21 まで仕上げましょう。
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:通分して引く)
次を計算しましょう。
- 43−31
- 65−21
答えと解説を見る
- 最小公倍数12で通分 → 129−124=125(確かめ:5と12を同時にわれる数はない ◎)
- 最小公倍数6で通分 → 65−63=62=31(約分。確かめ:31+21=62+63=65 でもとに戻る ◎)
✏️ やってみよう②(標準:1から引く・約分まで)
「1-分数」や、約分が必要な問題です。
- 1−72
- 107−51
答えと解説を見る
- 1=77 に直して 77−72=75(確かめ:75+72=77=1 ◎)
- 最小公倍数10で通分 → 107−102=105=21(約分。確かめ:21+51=105+102=107 でもとに戻る ◎)
✏️ やってみよう③(応用:身近な場面で引く)
身のまわりの「のこりはいくつ?」を、分数のひき算で考えましょう。
- テープが 43 m あります。工作で 21 m 使いました。のこりは何 m?
- 宿題を1時間でやる予定です。そのうち 52 が終わりました。のこりは全体のどれだけ?
答えと解説を見る
- 43−21=43−42=41。のこりは 41 m(確かめ:使った 42 + のこり 41 = 43 でぴったり ◎)
- 1−52=55−52=53。のこりは全体の 53(確かめ:終わった 52 + のこり 53 = 55=1 ◎)
家おうちの方へ
ひき算でつまずく子の多くは、計算そのものより「1をどう分数にするか」で止まります。1=55 のように、1がいろいろな分数に着替えられることを、図やおはじきで一度見せると納得が早いです。
最後は、整数のまじった帯分数のたし算・ひき算。くり上がり・くり下がりのコツまで身につけて、分数を完全攻略しましょう。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 分母のちがう分数のひき算は ①通分 → ②分子を引く → ③約分。
- たし算と流れは同じ。分母どうしは引かない。
- 「1」から分数を引くときは、1を 分母/分母 の形に直す。
- 答えは最後に約分する。
#分数のひき算#通分#小5算数#異分母